治験クリニックの看護師は楽!ってのは本当なのか?

治験を行うには採血や採尿など医療行為を行う必要があるので、
看護師は治験に欠かすことのできない存在です。
一部の人は病院などで働いている看護師に比べると、治験クリニックの看護師は
仕事が楽だと指摘する人がいます。
しかし本当に楽なのでしょうか、実際に治験コーディネーターとして働いている
看護師さんの話を聞いてみると実情は違っているようです。

・Aさん
病棟で3年、一般クリニックで2年働いた後、治験コーディネーターに転職。
就職後2か月が経過したところで、肉体的精神的な疲労から元の職場への復職を
検討している。

・Bさん
病棟で3年、美容外科で4年勤務したあと、治験コーディネーターに転職。
就職後、3か月経過で残業が多く精神的にも追い込まれている状態。
長く続けるべきか迷っているが、辞めるなら早い方が良いのかと考えている。

このように治験コーディネーターに転職した人の中には、短い期間の中で
肉体的、精神的に疲労困憊になっている人がちらほら見受けられます。
病棟などの看護師と違って夜勤などが無い代わりに、治験の被験者の対応となり
その人たちからひっきりなしに連絡が入ってくる、もしくは事務作業に追われて
家に帰っても資料のまとめなどのサービス残業状態になっている人もいるようです。

治験コーディネーターは看護師の仕事というよりは、治験をスムーズに進行させ
問題が発生しても対処して解決していくことを求められる現場管理職のようなものです。
ですから看護師とは毛色が違う職業なので、比べることは本来すべきではありません。
にも関わらず治験コーディネーターの方が楽だという考えが広まっているのは、
是正すべき問題であると言えるでしょう。